オーストラリア中古車購入ガイド
PPSR照会、RWC、保険、名義変更まで中古車購入の全て。
1. 車両検索 / 予算
中古車検索サイト
- Carsales (新しいウィンドウで開く) — 豪州最大の中古車プラットフォーム
- Gumtree (新しいウィンドウで開く) — 個人間取引が活発
- Facebook Marketplace — 地域ベースの取引
- AUWith — 中古車取引
総費用計算
- 車両購入価格
- Stamp Duty:購入価格の約3~4%
- 名義変更料:約$30~$50
- 保険料:CTP+総合保険年$500~$2,000+
2. PPSR履歴照会
PPSRとは?
豪州政府の動産登記簿。VINで照会し以下を確認:
- 担保設定:車両にローン残あるか
- 盗難届の有無
- 廃車履歴(Write-off)
- 登録状況と満了日
3. RWC / 車両検査
州別安全検査要件
売買時に販売者が提供義務。有効30日。約$150~$200。
登録更新時に必要(5年以上)。約$42。
売買時に販売者が提供義務。約$100~$150。
4. 保険 / 名義変更
自動車保険の種類
| 保険種類 | 保障範囲 | 備考 |
|---|---|---|
| CTP (Green Slip) | 他人の傷害(対人) | 義務、登録費に含む |
| Third Party Property | 他人の車両/財産 | 最低加入推奨 |
| Fire & Theft | 対物+火災/盗難 | 中間段階 |
| Comprehensive | 自車+他人の車/財産 | 最も包括的 |
名義変更(Transfer of Registration)
- 売買契約書作成
- Stamp Duty納付
- 州交通局に名義変更申請
- 新登録証受領
名義変更は購入後14日以内に完了必要。未変更は罰金・保険問題。
車購入の徹底ガイド — 新車交渉・ファイナンス・スタンプデューティ・詐欺対策・消費者の権利
新車の値引き交渉や資金調達から、州ごとのスタンプデューティの詳細な計算、個人売買での詐欺対策、ディーラー購入時の消費者の権利、リコール確認や保険選びまで、車購入の一歩踏み込んだ内容をまとめました。税率・手数料・保証条件は州(state)や購入方法、ビザの状況によって異なり、毎年見直されるため、契約前に各州の交通局・税務当局(Revenue Office)の公式サイトで最終確認されることをおすすめします。
新車購入の実践 (New Car Purchase)
ドライブアウェイ価格の仕組み (Drive-away vs RRP)
広告に表示されるRRP(メーカー希望小売価格)は、実際の支払額ではありません。これに州ごとのスタンプデューティ、登録料(rego)、CTP保険、ディーラー納車費用(dealer delivery fee)が加わり、最終的なドライブアウェイ(drive-away)価格は表示価格より数千ドル高くなるのが普通です。特にディーラー納車費用は法律で定められた実費ではなく、ディーラーが独自に設定するマージン性の項目のため、交渉で減額や免除が可能です。複数ディーラーの見積もりを比較する際は、項目ごとの数字ではなく「オンロードコストをすべて含んだドライブアウェイ総額」ベースで揃えることで、ディーラー間のごまかしを見抜くことができます。
交渉のタイミングと相見積もりによる競争
値引き幅が大きくなるのは、会計年度末のEOFY(6月末)、新しい年式モデルの発売前に在庫を一掃する年末のプレートクリアランス、そして販売ノルマの締め切りがかかる毎月末です。ショールームに直接足を運ぶより、メールで3社以上のディーラーのフリート(fleet)・インターネットセールス部門に同一仕様の見積もりを依頼し、互いに競わせるのが最も効果的です。受け取った最安値を他のディーラーに提示して再入札させれば、さらなる値引きの余地が生まれます。また、ディーラーがすでに抱えている在庫車(in-stock)は、金利負担の関係で受注生産の車両より値引き余地が大きい傾向があります。
デモカー・展示車の購入 (Demonstrator)
ディーラー名義で登録され、試乗・展示用に数百〜数千km走行したデモカーは、ほぼ新車の状態を新車より大幅に安く手に入れられる選択肢です。ただし、メーカー保証期間と初回登録(rego)はディーラーの登録日からすでに消化が始まっているため、実際に残っている保証・登録期間を必ず確認する必要があります。書類上の「初代オーナー」がディーラーになるため、将来売却する際にオーナー履歴が1つ増える点も考慮すべきです。購入前に、納車時点の走行距離、保証開始日、残りのrego期間、試乗中に発生した修理履歴を書面で確認してください。
ラグジュアリーカータックス (Luxury Car Tax, LCT)
2025-26年度のLCTの基準額は一般車両が80,567ドル、低燃費車両が91,387ドルで、基準額を超えた部分に33%が課されます。2025年7月1日から「低燃費」の基準が燃料消費3.5L/100km以下に厳格化され、一般的なハイブリッド車の多くが高いほうの基準額の適用対象から外れました。新車見積もりのドライブアウェイ価格にはLCTがすでに織り込まれているのが普通ですが、オプション追加で基準額を超えると税金が突然上乗せされて総額が跳ね上がることがあるため、基準額付近の車両はオプション構成の前後で見積もりを比較するとよいでしょう。当該年度の正確な基準額と計算方法はato.gov.auで確認できます。